2017/02/13

「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」ご予約締切のお知らせ

いよいよ今週末18日(土)に近づいてまいりました「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」ですが、ご予約が定員に達したため、受付を締め切りました。当日券は若干枚の発行を予定しております。

『裸足のフーガ』は、出演者の集中力に助けられ、とにかくこつこつ繰り返す稽古です。隣にいる誰かと最小単位でかかわりあおうとする人間の姿をつかまえようとするとき、どんな省略もどんな余剰も許されなくなる、そんな厳しさを感じています。

企画詳細はこちら≫https://ohtakyoten.jimdo.com/

2017/02/02

パイナップルの穴よりこんにちは

昨年8月の共同企画「わたしは、春になったら写真と劇場の未来のために山に登ることにした」で上演した和田演出による『石|溶けちゃってテレポート、固まってディレイ』。
その舞台作品の上演プロセスと並走しながら、写真家・守屋友樹が和田への返歌として『Turn Up the Book #2 Reading The Map』という冊子を制作しました。和田も、撮影やデザイン中の守屋にああだこうだ勝手な感想を述べたり、横でげらげら笑ったりしてました。
アトリエ劇研での公演にご来場いただいた方にはお渡ししていますが、来そびれた方にも朗報。これ、VOU(http://voukyoto.com/)で買えます!  また、今後の守屋の作品の展示会場や和田の公演会場などで、可能な限り販売しますので、ぜひ機会があればお手にとってご覧ください。

『Turn Up the Book #2 Reading The Map』
http://pineapple-hole.tumblr.com/works

出版名義は守屋による出版レーベル「pineapple hole」。パイナップルの穴からどんなものが見えるのか、今後の活動にもご注目を。

※ 共同企画の開始当初は舞台作品の上演後に展覧会を行うと告知していましたが、この冊子を展覧会に対応するものとして代えさせていただきます。和田と守屋は次回の共同作業も準備中。続報をお楽しみに!

2017/01/24

「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」劇場実験!

『棲家』の上演で納めた2016年でしたが、はてさて2017年も、太田省吾の戯曲ではじまります。いや、すでにはじまっています。稽古に没頭中。

京都造形芸術大学舞台芸術研究センターよる研究会「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」に和田が演出家として参加しています。数回に渡る非公開のディスカッションを経て、村川拓也さん、相模友士郎さん、和田の3名の演出家が、劇場実験に臨みます。和田は1980年の戯曲『裸足のフーガ』の試演に取り組むことにしました。
太田省吾の複数の戯曲を横断しながら構成した2011年の『はだあし』、昨年末に仙台で上演した『棲家』、そして今回の『裸足のフーガ』。今までも、そして今も、太田さんの戯曲をやる稽古場は、言葉への解像度を上げておかないとすっころんでしまうようなスリルに満ちています。

『裸足のフーガ』
作|太田省吾
演出|和田ながら
出演|穐月萌 今村達紀 合田団地(努力クラブ) 出村弘美 石井花果
日程|2017年2月18日(土)13:00
会場|京都芸術劇場 studio21(京都造形芸術大学内)
料金|1,000円(予約優先制)
予約など詳細は特設ウェブサイトにて→http://ohtakyoten.jimdo.com/

劇場実験の公開は一日きりですが、ご予定合えばぜひお越しください!

2016/12/26

『棲家』仙台公演、終了しました!

杜の都の演劇祭2016のフリンジプログラム『棲家』、無事に2日間の公演をつとめることができました。フリンジの募集情報を発見したいきおいで応募、というところから、多くの方にさまざまなかたちで応援いただき、この旅を実現できました。京都からやってきた小さなユニットを迎えてくださった仙台のみなさまに、心から感謝しています。

『棲家』の台詞に、とにかくまっすぐ向かっていった作品でした。したための作品は俳優に多くのたよりを与えず、丸腰で立つことを要請してしまいますが、今回もまた、ミニマムな上演の条件の中で、言葉以外には寄る辺のない75分。言葉への解像度を上げることで息と声と時間をつないだ穐月萌さんと田中祐気さんの仕事は豊かでした。SENDAI KOFFEE CO.さんの空間は、やわらかく上演を支えてくださいました。近年のしたため作品ではめずらしく俳優がころびませんでした。上演を通じて太田省吾のテクストに興味を持ってくださったお客様もいらっしゃって、リーディング公演冥利に尽きます。

したための上演は終わりましたが、杜の都の演劇祭の公演は、フリンジもメインもまだまだ続きます。ぜひ残りのプログラムもたくさんの方が楽しんでくださいますように。http://www.morigekisai.com

さて、ただいま、京都。
次の旅はいつになるかな。また仙台へ、そしてほかのどこかへ、作品とともに旅をしたい。そしてこれからは、旅先で助けてもらうばかりではなくて、ほかの土地から京都に来たひとの力になる、京都のちいさなめじるしになれたらいいなあ、と思っています。(『棲家』も、京都で御覧いただける機会がつくれたらいいなあと思っています。)

2016/11/07

速報:したため、初めての仙台へ!

12月から2月にかけて行われる「杜の都の演劇祭2016 -ひろがって-」のフリンジプログラムにしたためが参加します!
したためは、12月22日(木)・23日(金・祝)の2日間、SENDAI KOFFEE CO.(センダイコーヒー)さんで太田省吾の『棲家』を上演します。「杜の都の演劇祭」は、飲み物や食べ物と一緒にリーディング公演を楽しむ、というフェスティバルなので、『棲家』のチケットにはワンドリンクと、京都のおみやげおやつをつけました。
出演者の穐月萌さんと田中祐気さん、音響の甲田徹さんと一緒に、初めての仙台公演。旅ができることのよろこびを、あますことなく楽しみ、味わいたいと思っています。

「杜の都の演劇祭2016 -ひろがって-」フリンジプログラム
したため『棲家』(作:太田省吾)
12/22(木)-23(金・祝)@SENDAI KOFFEE CO.
http://shitatame.blogspot.jp/p/blog-page_17.html
*チケット予約は11/19から!

杜の都の演劇祭 公式ウェブサイト>>
http://www.morigekisai.com/

2016/08/30

共同企画は、展示に続きます。

「わたしは、春になったら写真と劇場の未来のために山に登ることにした」全5ステージ、無事に終演いたしました。ご来場くださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

『石|溶けちゃってテレポート、固まってディレイ』、『家族写真』、写真家、演出家、振付家、ダンサー、俳優。劇場での5日間は、多彩なメンバーがお互いに触れあう境界のコントラストを高めることとお互いの境界を溶かしあうこと、相反するふたつの現象がふしぎに両立していた時間だったように思います。
きっかけとなったDance Fanfare Kyotoへの応答としても、確かな感触がありました。

守屋さんとの共作は、最初はどうなることやら、というところから歩きはじめて、倉田さん・前谷さんとのダブルビルであること、その緊張感や均衡も感知しながら、ふたりでひたすらおしゃべりしまくる道連れのうちに、もともともっていた共通の関心が隆起して、そこに佐藤健大郎さんと飯坂美鶴妃さんが加わって珍道中、ダイナミックなうねりを最後は駈けあがるようにして、見たことのない奇妙な風景の中にぽろんと飛び出してしまった、という感じ。ハラハラした。そして、代えがたく豊かでした。

公演は終わりましたが、今年度中をめざして展示をおこなう予定です。詳しいことが決まり次第、お知らせします。2組の共作、次なるプロセスはどのようにはじまっていくのか。引き続き、どうぞご注目ください!

2016/08/22

いよいよ共同企画本番&『文字移植』劇評掲載

共同企画「わたしは、春になったら写真と劇場の未来のために山に登ることにした」がいよいよ今週末26日に初日を迎えます。『石|溶けちゃってテレポート、固まってディレイ』チームは現在シーン構成を怒涛のように追いあげて、細部を詰める作業に移ってきました。
同世代のアーティスト4人、昨年の秋からあたためてきた企画です。このプロフィール写真は、市内某所で打ち合わせの時に、たまたま写真家ふたりが持っていたフィルムカメラで撮りあったもの。このあと、春には和田と守屋が山に登り、倉田と前谷は植物園に行き、そしてお互い真夏に稽古を重ねました。Dance Fanfare Kyotoが蒔いた種が季節を経て芽吹き、そしてふたつの実がなりました。ぜひその味を、劇場に確かめに来てください。

公演詳細&チケット予約>>

また、『文字移植』の劇評が、アトリエ劇研のウェブサイトに2件掲載されています。artscape掲載の劇評と合わせて、3本のレビューが出たことになります。いろんな方に書いていただけて、とっても嬉しい。こちらもぜひご覧ください。

川崎歩さん執筆 『文字移植』劇評>>

綾門優季さん執筆 『文字移植』劇評>>