2015/01/18

「ドメスティックサイエンス」が終わり、そして次へ

3団体合同企画「ドメスティックサイエンス」が無事に終演いたしました。
ご来場くださいましたみなさま、ありがとうございました。
同世代だけどバラバラな3団体、それぞれ単独の公演では決して同時にはまじわらなかった面々と、短い間でしたが共同作業できたことの楽しさは、他の経験とは代えがたいもののように思えます。打ち上げの際、演出をした山口さん、合田さん、和田の間をつなぐひとつの人物名が挙がったのですが、それはここでは秘密にしておきます。またこういったかたちの企画が実現するのかどうか、それはまだ誰もわかりませんが、BRDGも努力クラブも、そしてしたためも、2015年のはじめに刻んだこの奇妙な交点から、またそれぞれの活動を続けていきます。

したための次は、「村川拓也×和田ながら×punto」という企画です。
3月末、京都駅を少し南に下がったところにあるpuntoという場所で、村川拓也さんの作品と和田の作品が上演されます。つまり、なんの飾りも嘘もない、いさぎよい企画名ということです。こちらの稽古もスタートしました。作品のことなど、少しずつお知らせしていきます。
https://www.facebook.com/events/846921355364857

2015/01/07

「ドメスティックサイエンス」、まもなくです!

本番を今週末10日・11日に控え、
5日の夜、合同企画「ドメスティックサイエンス」の合同稽古がありました。

みっつのグループがそれぞれ“家庭科”をヒントにして組み立てたピースを持ちよって、交錯しつつ展開していく90分。お互いのピースをこの日初めて見たわけですが、非常に刺激的。自分たちの作ってきたピースが、他のピースと並列されることで一気に相対化されていくのはかなりスリリングな体験でした。同時に、もっと仕掛けられるところがあるはずだと、欲も出てくる。

BRDGは、変わらない関心を純粋に追求していくその手つきに、自分の飽き性を反省させられます。内側ということ、外側ということ、そのはざまにある声のこと。

努力クラブは、実はいま、私がもっともクレバーだと思っている同世代です。いや、ふつうにファンなのかも。ごつくて味わいのある男子チーム。

したためは、最近の作り方のバリエーションでお届けします。なんの特別なこともないことばかり、しつこくやっています。

3つとも、みんなバラバラです。90分、まじめに観たら、頭くちゃくちゃになるんだろうと思うのですが、まじめに観れば観るほど、おもしろくなってくる、キミョーな時間になりそうです。でもこのキミョーさを通り抜けてあらためて過ごす日常は、なかなかオツなのでは、と思います。

BRDGを観たことない方、努力クラブを観たことない方に、彼らの作品を知ってほしいなあと、思いました。そして、彼らの作品と同時に自分の作品を観てもらうことのプレッシャーと、ちょっと変なうれしさに、ドキドキしています。
ぜひぜひ、ものは試しに、お越しくださいませ。

*公演の最新情報はこちらを!
https://www.facebook.com/events/789321434469088/

*予約フォームもできました。
http://t.co/ViSDgYLmNJ