2017/01/24

「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」劇場実験!

『棲家』の上演で納めた2016年でしたが、はてさて2017年も、太田省吾の戯曲ではじまります。いや、すでにはじまっています。稽古に没頭中。

京都造形芸術大学舞台芸術研究センターよる研究会「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」に和田が演出家として参加しています。数回に渡る非公開のディスカッションを経て、村川拓也さん、相模友士郎さん、和田の3名の演出家が、劇場実験に臨みます。和田は1980年の戯曲『裸足のフーガ』の試演に取り組むことにしました。
太田省吾の複数の戯曲を横断しながら構成した2011年の『はだあし』、昨年末に仙台で上演した『棲家』、そして今回の『裸足のフーガ』。今までも、そして今も、太田さんの戯曲をやる稽古場は、言葉への解像度を上げておかないとすっころんでしまうようなスリルに満ちています。

『裸足のフーガ』
作|太田省吾
演出|和田ながら
出演|穐月萌 今村達紀 合田団地(努力クラブ) 出村弘美 石井花果
日程|2017年2月18日(土)13:00
会場|京都芸術劇場 studio21(京都造形芸術大学内)
料金|1,000円(予約優先制)
予約など詳細は特設ウェブサイトにて→http://ohtakyoten.jimdo.com/

劇場実験の公開は一日きりですが、ご予定合えばぜひお越しください!