したためについて

したため shitatame


京都を拠点に活動する演出家・和田ながらのユニット。
名前の由来は、手紙を「したためる」。
日常的な視力では見逃し続けてしまう厖大な細部を言葉と身体で接写する、
あるいはとらえそこないつまづくさまを連ねるように作品を制作する。

俳優の日常生活からパフォーマンスを立ち上げた#1『巣』(2011)より活動を開始。以降、主な作品に、太田省吾のテキストをコラージュし用いた#2『はだあし』(2011)、作家ジョルジュ・ペレックの記憶にまつわる作業を参照した『肩甲骨と鎖骨』(2015)、日々の記憶を思い返すこと/損なうことをめぐる#3『わたしのある日』(2015)、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した#4『文字移植』(2016)がある。
同世代のユニットとの合同公演も積極的に企画し、また、美術家や写真家など異なる領域のアーティストとも共同作業を行う。
2015年よりアトリエ劇研創造サポートカンパニー。2015年、創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5最優秀作品賞受賞(三島由紀夫『葵上』演出による)。


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和田ながら wada nagara


横浜出身。
京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科卒業、
同大学大学院芸術研究科修士課程修了。
学部生時代から、演出助手、舞台監督、制作など、
さまざまな立場から舞台芸術の現場に関わる。
2009年10月、初の演出作品として卒業制作公演『したため』を上演。
2011年2月に自身のユニット「したため」を立ち上げ、
京都を拠点に演出家として活動を始める。
演出家としての活動と並行して、
制作スタッフとしてもダンスや演劇などさまざまな企画に関わる。
2013年よりDance Fanfare Kyotoの運営に携わる。

[history]

2011.
02. したため#1 『巣』 @ アトリエ劇研
06. 「五感」展参加作品『よいにおい』 @ カオスの間
12. したため#2 『はだあし』 @ アトリエ劇研

2012.
07. FK#10 パフォーマンスエキシビジョン「人形の家」 @ factory Kyoto

2013.
07. Dance Fanfare Kyoto vol.01
   「5'00" special program」参加 @ 元・立誠小学校
08. BRDG・デ・したため 3ユニット合同企画「1Hz」 @ UrBANGUILD
12. パイロット版シアターシリーズ「gate #11」参加 『ひび』 @ KAIKA

2014.
02. 芸創CONNECT vol.7 審査会参加 @ 大阪市立芸術創造館
08. パイロット版シアターシリーズ「gateリターンズ」参加 『ここ』 @ KAIKA

2015.
01. BRDG×努力クラブ×したため合同企画
   『ドメスティックサイエンス』 @ 元・立誠小学校
03. 「村川拓也×和田ながら×punto」参加 『肩甲骨と鎖骨』 @ punto
05. 創作コンペティション「一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5
   上演審査 三島由紀夫『葵上』(近代能楽集より) @ ぽんプラザホール
   ※最優秀作品賞受賞
10. したため#3『わたしのある日』 @ アトリエ劇研 >> review

2016.
01. パイロット版シアターシリーズ「gateリターンズ2016」参加 
   『わがからだ焚火にうらおもてあぶる』 @ KAIKA
04. アトリエ劇研スプリングフェスVOL.1 創造サポートカンパニーショーケース Cプログラム
   『すべってころんで山がひっそり』 @ アトリエ劇研
06. したため#4『文字移植』 京都公演 @ アトリエ劇研 / 福岡公演 @ ぽんプラザホール
   >> review(1) >> review(2) >> review(3)
08. 共同企画「わたしは、春になったら写真と劇場の未来のために山に登ることにした」
   『石|溶けちゃってテレポート、固まってディレイ』 @ アトリエ劇研  >> review
12. 杜の都の演劇祭2016 フリンジプログラム参加『棲家』仙台公演 @ SENDAI KOFFEE CO.

2017.
02. 劇場実験「太田省吾を〈読む〉――「未来」の上演のために」参加
   『裸足のフーガ』 @ 京都芸術劇場 studio21
04. 時差「動詞としての時間」臨床哲学/時間論 上演プロジェクト
   『そこ、いま、C さん、いま、鳴る、』 @ green&garden